Ubuntu Server 12.04を入れてみた。

とりあえず今更ですが入れてみた。まだ全然触っておりませんが。

興味あったのがKernelのtimer tick(HZ)設定。

Install完了後/boot以下のconfigみたらserver flavourが無くて???って思ってたら amd64とgenericは一本化されたそうです。

なのでKernelはgenericで250Hzでした。

10.04LTSではServerで100Hz、Desktopで250Hzで、最近のRedHat系なんかの1000Hzに比べてTickが大きかったんですけど、今回Serverでも250Hzにあがった形になります。

100Hzの場合Context Switchが少ない分、Overheadが小さくSingle ThreadのApplicationでは有利なんですが、Thread 増えるとそれぞれのContextの遅延が大きくなってきて性能落ちるんすよね、、、。

他にもtcのnetemとかtbfとかの動作に影響するとのことなので今まではカーネルがリリースされる度に自前でconfigを変更してcompileしなおしてました。1000Hzになってると嬉しいなと思ったのですが250Hz、まぁ100msよりいいかと。

もっともVMwareなんかのGuestだと1000Hzって取りこぼしが起きやすくなって時刻ずれの原因になったりするし、一概にどっちが良いとも言えないんですけどね。

# なおVMの時刻ずれは割り込み取りこぼし時の補正ロジックが悪くて起きてたって話ですので、一応。

そういえば、12.04ではDesktopも64bitが推奨になるのかな? だんだんi386もLegacyになっていくんだなぁ。