Windows 8.1 ネットワークドライブのオフラインキャッシュを削除する
Windowsでネットワークドライブにオフラインキャッシュを設定した後にファイルサーバが行方不明になると、オフラインファイルだけが残り続けたりする事があります。
こういう場合、オフラインキャッシュのリセットが必要になったりするのですが、
その方法が Windows7 前後で変わっていました。
方法としてはXPでも7でもRegistryにオフラインキャッシュの再作成指示を出しておいて再起動するだけですが、Registryの位置が OSにより異なります。
WindowsXPまでは 以下
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\NetCache
名前: FormatDatabase
型: DWORD
値: 1
これを書き込んで再起動する事でリセットされます。
MSの情報は http://support.microsoft.com/kb/230738/ja にあります。
で、Windows7以後はここ。
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CSC\Parameters
名前: FormatDatabase
型: DWORD
値: 1
MSの情報はhttp://support.microsoft.com/kb/942974/jaにあります。
Webでちょこっと検索したら%SystemRoot%\CSCのファイルを強制削除するやり方を紹介してるページがヒットしたりしますが、MSのページでは以下のように注意されています。
オフライン ファイル キャッシュはフォルダー構造であり、%SystemRoot%\CSC フォルダー内に存在しますが、既定では表示されません。CSC フォルダー、およびこのフォルダーに含まれるファイルやサブフォルダーは、直接変更しないでください。直接変更すると、データが失われたり、オフライン ファイルの機能が完全に破損したりすることがあります。
Registry Editorを使いたくない場合は、MSのページから Fix Itをダウンロードしてやれば良いんじゃないかな。