fossilのrepositoryをsshを使って叩く Windows
fossilをInternet越しに使いたい場合通信経路を安全にするためにsshを使ったりします。
これをWindows Clientでやる場合の設定方法についての記事です。
ただしRepositoryを持っている Server側はLinuxです(^^;
sshのClient
puttyを使います。
正確にはplink.exeとpageant.exe。
puttyの入手は現在であれば 以下のPuTTYjp Version 0.63-jp20130916 が良いでしょう。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA024651/PuTTYkj.html
これを適当な場所にいれてパスを通します。
以下蛇足ですが SSH Clientとしての設定です。
- puttygen.exeを使って公開認証用のキーを作って保存。
- puttygen.exeでKeyに表示された文字列をサーバの~/.ssh/authorized_keysに追加。
ssh-rsa …. == User名@ホスト名 ってやつです。
- pageant.exeのAddKeyでprivateキーを読み込ませておく。
- puttyを使ってpageantを使ってパスワード入力無しにログインできる事を確認
注意) 一度はputtyを使ってログインしておかないと、CacheされたHostキーが無いために fossilから叩くのに失敗します。
fossil側の設定
ssh-commandとしてplink.exeを使う様に設定します。
fossil settings --global ssh-command "plink.exe -T -agent"
global設定です。すべてのRepository操作でsshを使う場合に利用されます。
この設定は%USERPROFILE%\AppData\Local_fossilにSQLiteのデータベースが作成され保存されます。
使う
pageantを起動してパスワードを入力した後
fossil clone ssh://username@hostname:port/repos/hoge.fossil ./hoge.fossil
とかすればOK。
使い終わった後、気になる人はpageantを終了しておきましょう。
cloneした repositoryを openしてそのまま使うと autosyncで自動的にrepository同期が行われます。
自動同期を切りたい場合は
fossil settings autosync 0
でOKです。手動での同期は
fossil sync
です。