O’Reilly『実用Git』を読んでみた-その2
6章はcommitの話。
ここの章は 使い方、内部の話、概念がごちゃごちゃと不規則に現れて今までの章よりも非常に読みにくい。Amazonでは翻訳が悪いという話が多かったけど、原書の構成がどうなんだろ?と、ちょっと疑問。翻訳もそれほど良いとは思えませんけど、責めるところ違う気も。
まぁ、それでも口説くなりすぎない程度の長さにまとめられているからか、わりと読めるし自分的にはそれなりに理解も進んだ感じか。
commitを見つける方法としてbisectの説明とblameの説明がありましたけど、OSSのCommunity Baseの開発で特にbisectの機能って面白いなーと感心。似た様な事を手でやってましたけど、確かにsoftwareに手伝ってもらうのは利にかなってる気がする。ただ、それと同時にcommitを-m “hoge”とかにしちゃいかんのだなと自戒(^_^;)
自分が個人的にsvnを使ってる時はClosedだしソースのバックアップ的な使い方なので、アトミックな変更とか殆ど意識せずに適当な所(作業の隙間時間)でコミットしていって、あるChangesetとしてまとまったところでtagを使うみたいな形だったんで、gitの場合は適当なところでgit addだけして、Changesetとしてまとまった所でcommitするって感じにすれば良いのかな。後でgcすればゴミは無くなるし。
そういえばpickaxeの説明で「検索語を含む行数が追加と削除でぴったり同じだと検索結果に表示されない」って最初まったく意味わからなかったんですが、「行が移動されただけと判断出来るような、検索語を含む行数が追加と削除でぴったり同じ」って事なのかな。
って事でまた気が向いたら続けます。